≪最期っ屁≫ (老遍路の悪口雑言)
◎抜け駆け (令和7、12、6 )
睨み合いの対立関係でも、相互に相手からの受益が大きく不可欠な場合、喧嘩を避けるだけの関係を「戦略的互恵関係という」。相手を打倒出来ない、熱戦も冷戦も出来ない、全く憎らしい相手なので「平和共存」という美称も不適切な関係を「戦略的互恵関係という」。
静かだが、ピリピリした緊張関係にある米中関係というのに、冷静に塾考・深謀する総大将トランプの脇から、未熟・稚拙な妾感覚で大音声を発し、「抜け駆け」したのが日本の女総理だ。
こら、麻生のボンボンよ、この女総理の産婆役を勤めたので大御所になったつもりかい?、麻生よ、お前も未熟・稚拙だよ。
習近平にしてみれば、女総理は絶好のカモ。トランプ相手に投げつける罵詈雑言は、女総理に向けられた。代償行為の典型だ。
70年前、兄貴分によく怒られた「大野、お前は一言多い」。ハイ、未熟・稚拙でした。
◎トランプの妙手 (令和7、11、29 )
トランプの和平案に抵抗を続けるゼレンスキーに強力な圧力をかけましたね。今回の圧力はお前の分身だが、「次はお前を葬るよ」。
米国の情報機関は、ゼレンスキーを丸裸にしているので、この圧力の効き目は激烈でしょうね。
◎高品質の鉄 (令和7、12、5 )
日本列島各地には高品質の製鉄技術が古くから発達していた。たたら製鉄の高品質な鋼で日本刀は作られていた。なので、種子島に伝来した鉄砲は、ごく短期間に列島各地で国産化し、大量生産された。火器生産の質量では日本は世界のトップ・レベルになった。それによって戦闘の形も変ってしまった。火薬の爆発に耐えられる銃身の強度は、タタラ製鉄で日本刀を大量生産する列島各地の製鉄文化の産物だ(玉ハガネ)。
日本鉄鋼業の競争力は長い歴史の系統発生の蓄積が列島各地に豊富に存在していたので、自動車産業に高品質の鉄を供給出来た。
鉱滓(金糞・かなくそ)地名の多さが日本・鉄鋼産業の基盤だ。
日本鉄鋼業の米国進出の理由の一つは、産業廃棄物の鉱滓(金糞・かなくそ)の捨て場確保も理由の一つらしい。高炉はミニ火山の噴火に似ている。泥状の溶融物質・製鉄スラグの産廃の処分をどうするか?、元・役場の清掃課員だった俺の想像力が刺激される。
◎丙午迷信と人口減加速 (令和7、10、25 )
来年は丙午(ひのえうま)の歳だ。60年前は話題になったが、60年後の今では話題にならないので御同慶の至りだ。人口減少が大きな悩みの日本なので、丙午の迷信が人口減少を加速しないか、余計な心配をしていた。
今の世では八百屋お七が忘れ去られていて御同慶の至りだ。俺の長女は昭和40年巳歳の出生で、長男は昭和42年羊歳の出生だ。亡妻が調整していたが、今時の若い衆はそのような迷信を知らないので御同慶の至りだ。「バレンタインなど、今時の若者は外国の風習に拘る奇変な人類だよ」という評判らしい。
◎デイープ・メカニズム (令和7、10、16 )
パソコンのOS(オペレーション・システム) は判明しているが、社会や人間のOSについては、表層部位についてのみ、かなり判明しつつあるものの、深層部位については不明といえる。表層部位と深層部位とは上位と下位の重層構造にある。下位の運動系は、上位運動系の部分を占める。
デイープ・メカニズムは不鮮明なので全体理解が困難だが、輪郭推定や、部分認識の努力を怠ってはならない。世界の人文現象の解釈では不可欠である。
政界権力闘争でのデイープ・メカニズムを推理しましょう。
◎真正・中道党(仮称)誕生へ (令和7、10、16 )
保守合同史の最終章が始まりました。
退潮期にある組織が深部から揺れ始じめると怖いよ。大きな揺れではなく、小さな揺れが連続し、長期化する。
退潮期にある組織を簡単に揺らす奴は組織人としては落第生である。(麻生など)
石破総理で、かろうじて存在していた自民党は解体過程を辿り始めた。
自民党内のリベラル派が、真正・中道党(仮称)を誕生させて決着です。立憲の安住幹事長は「化学反応」を期待している。
真正・中道党(仮称)には立憲民主党などからも参加者がかなり出ますよ。
中道の金看板をめぐり、争奪戦が始まります。
簡単・安易に連立は再構築出来ませんよ、高市さんよ。貴女には政治的センスがありません。
高市さん迄が中道の看板を掲げる気配を感じますね。中道の大繁盛です。
立憲民主党は党名を「立憲・中道党」に変えそうですな。
◎排他主義の伝統 (令和7、10、14 )
私の実体験
昭和24年、西淀川区大和田町に住んでいた私、新制中学1年生の私は、隣り町・大野町(私の姓とは無関係)へ教科書を買いに行くのが怖かった。数日前に買いに行った大和田町の新制1年の連中が大野町の悪童にどつかれた、というニュースが広がっていた。大野町に入るには覚悟が求められた。あそこの連中は1週間程以前にもわが新制・淀中の窓に石を投げつけてガラスを割っているのだ。
(註)わが貧乏長屋の近くを流れていた「大野川」は、今は陸地化し、遊歩道になっている。
大正期・新聞報道の抜粋
大正11年7月7日付大阪朝日新聞が、砂子樋管での水喧嘩の記事を残している。「上流の四宮・大和田両村対下流の二島・古宮・南郷との実力行使騒動だ。「所轄守口分署では巡査全員現場に駆つけ枚方本署の応援を得て十数名の警官同夜徹宵」
大正11年7月10日付大阪毎日新聞のベタ記事でも「村民百余名も鎌棍棒を等を提げて郡役所に押寄せ・・・」
※ 日本では関東大震災でも朝鮮人を虐殺している。このような排他主義文化の土壌から参政党は養分を吸収している。
※※ 私が道州制に大反対の理由は、①日本の排他主義文化 ②ユーゴでのチトー政治の大失敗、この二つです。
◎労働統計局長クビ (令和7、8、3)
FRB パウエル議長のインフレ警戒論(利上げ論)とトランプ大統領の景気刺激論(利下げ論)との衝突で、マッケンターファー労働統計局長がクビになった事態は、米国の地方行政がバラバラという米国ならではの特異性が典型例として露呈した。雇用統計の中味が冷え込んでいる労働市場の現実とはかけ離れていたのだ。トランプの現実把握が正解で、パウエル議長の認識が、不正確な雇用統計に拘ったのが真相だ。
日本的常識では「公的統計の中味」を理由に高級官僚のクビを切るという事態はトランプの狂気に思えるだろうが、米国の地方行政と、それを集計する連邦行政でのモデル手法とのズレ込みの修正作業の怠慢に視点を当てよう。
◎恣意的・連邦統計 (令和7、6、11)
米国を先進国と呼びたくない。確かに軍事力や情報産業面ではトップだが、行政組織面ではかなり特異な国だ。①各種統計の信頼性が低い、②選挙制度の信頼性も低い(選挙管理制度が未熟すぎる)、③汚職天国(ロビー制度は金権万能で、汚職を合法化している)、の三つの特異点をあげたい。
しかし、この項では特に①に焦点を当てる。支配者の意向に添う誘導統計になっている。
特に、①での日本の各種統計は、七割官治・三割自治と揶揄される通り、下級・行政組織が秩序整然としているので信頼出来るが、自由主義国・USAでは州以下の地方行政がバラバラなので、合衆国・連邦レベルでの均一・同一概念での統計が出せない。
合衆国での見本例としては疾病統計がある。つまり、CDCのホームページではその欠点が垣間見える。その統計数字はESTIMATE(見積もり・概算)で、下級の行政組織から積み上げてきた集計の数字ではないのだ。更に問題なのは、疾病統計に留まらず、雇用統計など、経済指標の行政統計もCDC的な、ESTIMATEらしいのだ。チエンソー・マスクはそこにメスを(チエンソー)入れたのだ。
見積もりを出す為のモデルがしっかりしていると言うのが彼らの主張だろう。しかし、統計の恣意性が槍玉に上がっているのだ。クビを切られ失職した連中は「科学の尊重」を強調しているが、科学を隠れ蓑にして、エリート高学歴者たちは就職先の美味しいポストに安住して来た。
特に日本の識者達は「科学の尊重」という錦の御旗には弱い。でも、トランプを奇人扱いにするのはもう止めよう。戦勝国・米国を疑って見よう。
日本での常識の眼で米国を見るなかれ。米国では日本の常識が通用しない、非常識国家である。
◎植田総裁よ利上げせよ (令和7、7、16)
諸悪の根源は円安にあり。
安倍国賊宰相のマイナス遺産に庶民が皆苦しんで居る。
白川は任期未満でクビになり、黒田総裁のもとで異次元・金融緩和を推進したのは「円安」が目的だった。
円安はドル高への協力・貢献である。世界中のマネーを米国につぎ込む為の施策だ。
日本企業にじゃんじゃん金を使わせ景気を振興させるという表看板だったが、真実は対米資金集中誘導協力だった。
対米政治闘争だ、金利を上げろ。円安で儲けた輸出企業よ、文句言わんで我慢せい。
◎大会社が潰れる順番 (令和7、7、27)
会社を潰したら従業員・労働者が困ると言う論法は大嘘だ。日本の労働者は、もうとっくの昔に潰れてしまっている。就職氷河期や派遣労働者の大量出現がその証拠だ。次の順番は大企業が潰れる順番だ。東芝やパナがのたうちまくっている。
◎共産・中国の覇権力 (令和7、7、16)
中国は世界のリーダーになれない。
中国の縁辺国家群に対し、威張るのが精いっぱいだ。唯我独尊の中華思想はローカルなもので、世界性に欠ける。
モンゴル民族・元による帝国ネットワークでは各地域の異質性を許容したが、共産党では同質性に拘るのが最大の特徴(欠点)だ。新疆・ウイグルの支配に手古摺っている現況では、到底世界に、東南アジア以外まで覇権を及ぼせない。
ただ、孫文の中華民国のウイグル政策を共産党が引き継いただけ、という事情もある。孫文のマイナス遺産だ。
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I、四国遍路特集
深層部位への刺激
歩き遍路は深層部の系統発生情報を刺激する。深く沈殿した大過去の情報部位を刺激し呼び起こす。歩き遍路の効用は復元効果、歪曲修正効果にある。ある種の野生回帰効果で人間性のゆがみが修正される。歩き遍路は正当性を主張出来ないが、重要性は極めて高い。
個体発生した人間個人には系統発生過程の全情報が蓄積している。しかし歴史が遠く古くなればその痕跡さえ認められない程深く沈殿している。ところが、歩き遍路を続けると徐々に深層部分が刺激されるのだ。深く沈殿していた大過去に刺激が届き、それが跳ね返って表層部へのフイードバック刺激となる。但し、刺激効果はすぐに消滅する。遍路から帰り日常生活に戻ると急速に消える。
穀物の品種改良がたとえ話になる。美味しくて甘く収量の多い品種だが、病虫害や寒さに弱い穀物の場合、その品種改良にはその穀物の原初の野生種を取り入れ交配することで成功するケースがある。この事例と相似の効果が出てくるのが歩き遍路の効果と言えよう。
肉体を極限まで痛めつける宗教者の荒修行体験での超常現象も、系統発生蓄積の深層部刺激に伴うものだ。
II、坂本龍馬特集 (平成13、3、1)
[幕府密偵の報告書----写真史料]
『薩摩外交と坂本龍馬』を収載している『まんだ』誌59号(平成8年11月30日発行)の口絵には、龍馬を追跡していた幕府密偵報告書二点の鮮明な写真が解読文と共に掲載されている。
この史料は、平成12年11月15日午後9時15分NHKテレビ「その時歴史が動いた・・・坂本龍馬暗殺事件」でも放映紹介されている。しかし、新発見史料として初めて新聞報道されたのは、平成元年5月12日付、朝日新聞、大阪本社発行(13版27面)です。
III、楠葉の再々開発
◎淀川を渡る新鉄軌道を (令和元年5月22日補正)
☆京阪に殴り込め
経営下手な京阪電鉄の縄張りに殴り込みをかけろ。淀川に鉄橋新設だ。
1、京阪樟葉駅~阪急上牧駅
2、阪急上牧駅~京阪牧野駅
3,JR新駅~京阪牧野駅or樟葉駅
今、JRと高槻市との間で「高槻~島本」間に新駅を検討中だという。それと連動してもよい。
経営主体は阪急かJRだろう。京阪電鉄は消極的でダメ会社です。中之島線を延長させるようなヘマな会社です。有利子負担が重いようです。京阪TAXIなど、子会社を片っ端から売却しています。
その昔、奈良電(私の学生時代はこの旧称。現;近鉄京都線)と合併話があり、京阪はそれを断っています。私が京阪電鉄をバカ呼ばわりする最大の理由です。二流のエリート集団はこの程度の馬鹿揃いです。
さて、駅近くに良質な元気老人対象の借家マンションを大量に建てるのがコツです。
昔、ケアハウスB型という自炊型の老人施設がありましたが、それの中・高級クラスの貸しマンションです。分譲マンションは、とっくの昔に時代遅れの古いビジネスモデルです。これで市民税の増収と人工減少に歯止めをかけるのです。なのでヘルスセンター的な施設も必要です。婆さん専用のダンスホール等々です。駅のコンコースで乗降客に見られるようにガラス張りで設計しましょう。
自治体からの視点では、喰うか喰われるか、自治体間での近隣窮乏化戦争を仕掛ける戦争です。近隣自治体の優良老人をかき集める作戦に勝ち抜くのです。「税収と人口増」が狙いです。
今時の自治体で「若い新婚夫婦」を誘致したいという発想をする自治体職員はバカの見本です。非現実的な誇大妄想です。本音は近隣窮乏化政策です。狙いは退職サラリーマンです。税収と人口増が狙いです。
早い話、先に殴り込みをかけた方が勝ちです。阪急上牧駅の付近は大変貌を遂げるでしょうな。但し、京阪と接続するからこそカケ算的な効果が出るのです。
IV、西国33カ所徒歩巡礼特集
クイズです ①お接待 ②善根宿 ③行き倒れた巡礼者の墓、
四国遍路以外でもこれらは全て存在した。YESかNOか?
答えはYESです。これらは「六十六部」と呼ばれた人々(ほとんどがホームレスの巡礼渡世者)が多いですが、西国33観音巡礼者「おせたはん」にもホームレスの巡礼渡世者がいたようです。
大阪弁で「せ(背)たらう」とは荷物を担ぐ行為です。大阪弁の「・・・はん」とは、標準語では「・・・さん」という意味です。「おせたはん」には、この「重荷せたらい説」と、お接待さん→お接待はん、と訛った説もあります。「笈(おい)」のことを「セタ」とも言うので「おセタはん」になった、という説もあります。
コースの内、部分的に重複している熊野古道のガイドブックをも紹介しました。 (平成18.1.19、補正)
V、「お上」権力とは (平成25.11.24、補正)
過去の日本国民は「お上」に所有された存在でした。持ち主が自由に処分可能な資源として消耗した赤紙徴兵の歴史がそれを証明している。戦後の憲法では「人民主権」に移行したはずだが、現状は中途半端だ。
「お上」には無限支配の権能があるが、それには不可分一体の無限責任を伴っている。言い換えれば「支配者責任」ともいえる。これと西欧的な有限責任・有限支配、言い換えれば「自己責任」の社会との違いを論じたい。
「お上権力」(所有者の立場)のもとでは被所有者(被支配者・国民)は「他律人間」にとどまる。被所有者(被支配者・国民)は「包括的・無限支配」を受けるが、現今の権力者側は「包括的・無限責任」の重荷にあえいでいる。
一方、自律人間によって公共権力を形成している欧米の場合は合意形成された特定の約定事項についてのみ支配され、権力者側には有限責任しか求められない。政府規模も小さな政府が可能である。 (平成22年7月1日、補正)
お上権力の判り易い形は「郵便貯金制度」であった。しかし米国は大蔵官僚や背後の政治家の濫用という弱点を攻め立て、手先の竹中や小泉によって潰させた。しかし、トドメは刺されていない。米国は日本の最も良き部分、強さの急所・秘所を完全には潰していない。日本国の債務がいくら膨らんでもお上権力は潰れないシステムであったが、米国はその足許を攻撃した。
財政投融資も制度の欠陥というより運用の欠陥なのだが、制度としてはうまく出来ていても、政治家がひん曲げ過ぎたね。
VI、コト消費のフロンティア (令和元年5月1日初出)
◎四国への投資を (令和元年5月22日補正)
ものから心へ
「ものから心へ」のコトバは私が企画室参事(課長級)時代に、昭和50年・門真市長の市政方針演説のメインテーマにしました。結果、庁内の諸先輩・部長・教育長や市会議員のうるさ型連中から批判を浴びせられたコトバでもあります。しかし、職員組合に大鉈を振るった一方では、市立図書館を新設させましたよ。守口市もやっていない「中学校の給食」も継続しましたよ。貧乏財政でもね。
それは人事院勧告・定期昇給ストップ等の荒治療をした財政再建委員会事務局長時代の事でした。 当時の自治省財政局長松浦氏が朝日に1面で褒めてくれた記事が残っています。松浦氏はそれ以前、北九州市の助役時代に大鉈を振るった人でした。
係長時代に職員組合が無かった門真市に組合作りの中心になった私としては、心が乱れましたね。市職組から名指しで非難されましたよ。
さて、今や心の時代です。四国霊場88カ所巡拝を世界の若者達の「通過儀礼」にしたいのだ。これは四国の再建にもなる。四国を征服しませんか?資本の投下は安上がりですよ。台湾など外資に期待しています。心の時代の投資分野です。村上フアンドやホリエモンが人生最後の真剣勝負をしてくれないかな。
四国はコト消費のフロンティアです。今の時代にこの日本にフロンティアなどあるはずがない、と思っているのでしょう。それは「心の時代」を理解出来ていないからです。5G電波の時代だからこそ、その逆を狙うのです。
バーチャル過剰社会は必ず反動修正の時期が来ます。今、物造り日本は自信を失っていますが、情緒や心の時代がやって来ますよ。日本が最も得意とする分野で、世界の先頭に立てるでしょう。コト消費の時代到来です。
(注) 5G電波が雪や雨による乱反射や、人体及び建物が障害物になるという初歩的な知識に無知な連中、特に株屋のアナリストにはあきれている。
一昔以前、PHSが普及した頃、公衆電BOXのうえにアンテナをキメ細かく設置した先行がNTTのプラス面であるが、5G電波は直進性と短距離性の欠点があり、降雨の際には自動運転など無理である。但し、高速路の壁にキメ細かくアンテナを配置し受信する場所、病院等では有線・光ケーブルで受信するような面倒な仕儀になるだろう。5Gに浮かれるなかれ。
横道にそれてしまいました。
若者のコト消費、ようするに、四国を世界中の若者達の通過儀礼の場実現がその第一歩です。
(注) 八栗寺には真言宗の座禅ともいうべき「阿字観道場」の建物だけがあり、ご位牌の収納庫化している様子です。(本格的体験は高野山に行きましょう)
具体的には四国霊場88カ所のルートに格安で1泊2千円程度のカプセルホテルの連鎖網を敷設するのです。金持ちの大人を狙って大金を儲けるのはその次の段階です。まずは量の実現です。世界中から若者が来れば、下地が出来上がりです。
量は質を決定します。1泊5百円か千円程度の「鍵付き巣箱タイプ」も欲しいね。
カプセルBOXで格安の宿泊費を実現せよ、という提言の真意は、農業における土壌改良に似ています。四国制覇の基礎工事、土地改良工事です。お化粧でのフアンデーションに相当します世界中の若者をあふれさせるのです。お金持ちの大人はその後で考えましょう。
今、世界ではイスラムの伸張現象を「貧しさ」にのみ原因があるかのように説明されているが、それのみではありません。世界の若者の情熱を掻き立てる「宗教」が求められているのです。私が若い頃情熱を燃やしたのはマルクス主義というある種の信仰でした。私を導いてくれた諸先輩は山村工作隊の残党連中でした。これら諸先輩を供養する歩き遍路はまだまだ続けたい決意です。そして、四国の何処かで行き倒れたいのが希望です。
日本は物作りでは敗北しましたが、多くの文化遺産があります。5Gで自動運転の時代だからこそ、敢えて「ものから心へ」のビジネスチャンスなのです。貧乏な若者にあふれた四国には世界中から中年の金持ち大人もやって来るでしょう。
関西の私鉄、阪急や近鉄が着眼してくれれば手取り早いのですが、彼らはへっぴり腰でです。四国の琴電買収は安上がりなんですがね。デイズニーランドのようなコト消費施設では資本投下が何ケタも大きくなり過ぎます。
まず手始めに香川県だけでもかまいません。歩き遍路13回の私が無料で知恵を貸しますよ。
まず、信仰基盤を検討した日本人論、日本文化論です。キリスト教的な神を受け入れない日本文化の特徴を掘り下げ、更に宣教会へも提言します。次にイエズス会批判です。パワー・ゲームに介入し、天下統一阻害要因・抵抗勢力として「殉教」を招いた責任はイエズス会にも大きくあり、その後遺症に三百年近くも苦しんだ。(平成16、2、7増補)
VIII、『新聞報道要約』 (情報提供します)
私が発見した歴史史料等の要約で.新聞報道されたものばかりです。
◎明智小五郎誕生の家 ◎坂本龍馬への密偵が報告書 ◎尊円親王の手本 ◎賀川家史料 ◎幣原喜重郎父の手紙 ◎天保山砲台の設計図 ◎西田家史料 ◎田坂直次郎『務書』 ◎野口家史料 ◎栗杖亭鬼卵墓 ◎吉良上野介の手紙 ◎菊亭晴季画像 ◎崇源院・秀忠正室の消息 ◎有馬ジュスタ墓 ◎常高院木像 ◎京極マリア供養の墨書、その他。
IX、『大坂町奉行與力史料図録』、外
◎ 『大坂町奉行與力史料圖録』 在庫 ゼロ
大野正義(編) A4版・変形324頁、 写真395点、上製本
(門真市大西家旧蔵、京都市武藤家現蔵、田坂家早川家文書)
明治維新期の史料の空白を埋めるもので、新発見の史料の数々を影印と釈文とで紹介。
このHPでは目次の紹介のみ。
(参考)
1、オックスフオード大学ボドリアン図書館収蔵
2、ベルリン国立図書館収蔵
3、この外、日本の国公私立大学研究機関を含め、39館収蔵(CINII、BOOK、大野正義 参照)
4、日本の府県立図書館収蔵はカウントせず
5、日本の末端自治体立図書館はカウントせず
◎ 『亜墨理駕船渡来日記 荒井本』 在庫ゼロ
(大野正義 編集) B5判、262頁、影印、上製本
(参考)
1、オックスフオード大学ボドリアン図書館収蔵
2、この外、日本の国公私立大学研究機関を含め、57館収蔵(CINII、BOOK、大野正義 参照)
3、日本の府県立図書館、33府県で収蔵(カーリル参照)
4、日本の末端自治体立の図書館はカウントせず
◎ 『絵本榎並八箇洪水記』 在庫3冊 頒価 3,500円
大阪府立中之島図書館所蔵 著者 小橋屋宇兵衛
(大野正義 編集) B5判、235頁、影印、上製本
(参考)
1、日本の国公私立大学研究機関を含め、36館収蔵(CINII、大野正義 参照)
2、大阪府下の自治体立図書館では、ほぼ全館で収蔵
3、府下小・中学校教材用に、無料提供分が若干あり、申し出を。学校宛に送付します。
X、新式カタパルト 等
◎吹き流し方式
空母・艦載機の射出方法には火薬式とか油圧式等多種類ある。今は蒸気カタパルト射出が主流という。但し、原子力空母のように熱出力が無限に近い場合は、搭載機の逐次発進行も可能だ。しかし、内燃機関で普通のミニ空母では別方式を工夫しましょう。発想を大転換したローテク手法です。
ミニ空母の後方に2カ所の細い空気放出口を出し、そこから高圧の空気を少し斜め上に射出する手法です。空気の取り入れ部分は広くし、向い風に高速で進み、狭いパイプから押し出すと高圧・高速で射出されます。ローテク格安ミニ空母です。空気取り入れ口に海鳥などが入らない工夫が必要です。
コンプレッサーの圧縮空気連続放射でも構いません。
プラグマチストは甲板に溝を掘ったり、蒸気のピストンとシャトルの接続など面倒なことをしています。
このアイデア、歩き遍路での着想です。空き腹の俺がトボトボ歩いているすぐ横を大きなトラックが猛スピードで通過した時、トラックのすぐ後ろに小さな低気圧空間が発生し、そこに周辺の空気が吸い寄せられるので、疲れた俺はその低気圧空間の中へ吸い込まれそうになるのだ。何十回もそんな経験があったね。非カタパルト空母から艦載機が発信する場合は、後方の甲板を湾曲しそらす工夫だけでは、空母の後方に発生した低気圧の影響を受けやすいな。「空気の乱れ」の克服には、ローテク手法が安上がりです。
空母は大型化させずに可能な限り小型化させましょう。今の世界情勢での米軍の空母の運用実績を見ていると、威嚇出動が多い。大きい方が威嚇効果があるわいな。でもね、高コストやな。大日本帝国海軍の大艦巨砲主義を連想するよね。やめとこ、それよりミニ空母で1~2機の小型艦載機に小型ミサイルを備えて、数多く各方面に遊弋パトロールさせておくのです。
小型空母の速度を上げて広い空気の取り入れ口から後方の狭いパイプに空気を送れば、空気が高圧で射出しますよ。ヘリコプター空母よりも別の運用、小型ミサイル攻撃の分散運用が考えられます。開発途上国も快速ミニ空母を持ちましょう。艦載機は1機でドローン攻撃の母機だけでもよい。何千人もの乗組員の居る巨大な空母の真逆の発想が大切です。
XI、妄想は楽しい
◎トランプ時代とは
毒を以て毒を制する時代 (平成31、7,8 補正)
中国と米国の対立が永遠化し、勝者無き時代を長期化させよう。やがて、米国はロシアと北朝鮮を味方につける工夫をするだろう。中国包囲網だね。
米国民は再度の本もののチェンジを求めている。壊し屋トランプに、全面ぶっ壊しを期待する。数年前にウオール街を包囲していた若者達の支持もある。米国版・田中角栄のトランプ流儀には大きな期待が持てる。トランプは台湾の独立を承認するという劇薬を飲んで頓死せよ。最期の奥の手、トランプの秘策はこれ以外に見当たらんよ。「一つの中国、一つの台湾」だ。彼の最大のレガシーになる。東アジアのバランスに貢献する。ベトナムも喜ぶよ。ニクソンの逆外交をやれ。ノーベル賞に値するよ。トランプ再選大賛成だ。
◎トランプ再選百%確定 (令和2、1、7)
理由は素人衆が政治を動かす面白味を知ったからだ。
前例がある。日本でのノック大阪府知事当選や青島が都知事に当選した前例がある。売名の冷やかし立候補のはずだったが、都知事にほんまに当選した前例がある。トランプも売名冷やかし立候補したらほんまに当選したので、多くの学者や評論家達が腰を抜かした。後、都知事に当選した小池知事のケースや、自民党総裁選挙で党員票獲得で石破が一位の実績を残した事例も「素人衆が政治を動かす面白味を知った」現象で説明出来る。
時代の大波にはディープ・ステートも逆らえない。日米の有名大学の教授も、日米の著名評論家もマスコミも、頭の回転が悪くて時代に取り残されている。
オバマのような黒人を大統領にした揺り戻しも大きい。トランプ支持層の厚い選挙区で更に失業率が高まっても、トランプは落選しない。
北部や東部のインテリの中にも隠れた人種差別主義者が多い。過去の行き過ぎたリベラリズムへの反動のベクトルは動かし難い。更に加えて、全米の最左派の連中も「毒を以て毒を制する」方針が正鵠を射ていた実感をかみしめている。
横山ノックが知事に当選し、既成政党の共産党はノックをバカにしたが、バカなのは共産党の方であった。庶民大衆の政治感覚は大きく変化済だったが、政治のプロはその受信能力に欠けていた。
ディープ・ステートの馬鹿者達は、トランプ落選への決め手は株価暴落だと思い込んでいる。株を大暴落させればトランプは落選すると単純に信じている。いわば低脳児の発想だ。しかし、株価大暴落でもトランプは再選される。
さて、ディープ・ステートのシナリオによるニューヨーク株式市場の大暴落の時期が何時だろうかね。俺はそこで次の自費出版費用を捻出する予定だ。儲けを狙っている。
※敢て7日付でこの記事を書いたのは、9日付の記事と対照させる為だ。
◎MMT理論はFRB廃止論になる (令和2、1、8 )
今話題のMMT理論が学会主流から冷たくみられている最大の理由は「FRB廃止論」と見なされているからである。ディープ・ステートの心臓部にメスを入れるに等しいからである。
この理論は日本での成功例を引き合いにだしている。これは日銀が米国のFRBとは似て非なるものという実態を間接的に証明しているようなものだ。政府紙幣をほぼ無制限・無秩序に発行しているに等しい日本の現状を見抜いているからだ。
◎トランプ暗殺は起こらない。 (令和元、12、29)
というのが、我が友人の見立てである。
トランプはビジネスマンだから、用心深く、闇社会の要所々々に金をバラ撒いているので、チンピラが鉄砲玉になった情報も入手出来る。過去、暗殺された何人かの大統領のようなヘマはしないでしょう、と言う見立てでした。成る程、説得力があります。
XII、奇説・異説
◎前方後円墳の意味
(平成2年、仏教大学博物館学芸員の単位履修レポートからの抜粋)
前方後円墳は「四神相応の蔵風得水型地形をミニチュア復原」したもの。道教文化の輸入ではあるが、単純な輸入文化ではなく、設計のコンセプトには日本独自の発想がある。
考古学においては墓制の変遷に限らず、全ての面で「漸進的変化の法則」とでも言うべき公理を大前提に理論構築されることが多い。例えば先行形態から中間形態、そして移行形態と言う順序で推論する事例が多く、俗耳に馴染み易い。しかし、これには大いに疑問がある。
古墳が先行の墓制に直接の系譜を辿れなくても何ら不思議ではない。外来思想・道教の文化を輸入したものだからだ。但し、輸入文化は単純なコピーではなく、独特な日本流儀に変形・加工するという「日本流」が古墳造形のコンセプトの中にも濃縮されている。
前方後円墳は庭園史の最初の頁を飾るべきものです。「前方後円墳は四神相応の蔵風得水型地形をミニチュア復原した」というのが私の見解です。
山懐に抱かれた母性的自然は幼児安息の世界であり、休息感漂う桃源郷でもある。外形が母の子宮に相似しているのは偶然ではない。
前方後円墳というミニチュア国家には家屋も人民も埴輪で再現されている。前方後円墳こそ代償風景の典型例である
魏の建国者・曹操が五斗米道の宗教王国(陜西の南部)を215年に攻撃し、大量の亡命者を出している。卑弥呼の「鬼道」は五斗米道と呼ばれた道教の一種で、日本に漂着した彼等亡命者が持ち込んだものだ。この道教文化が前方後円墳の設計思想の基本になっている。
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[大野正義、略歴]
[住 所] 〒614-8374 京都府 八幡市 男山石城1 B40ー102
[第一の人生] (未熟な青春) 中学卒業後、某業界紙発送部(定時制高校卒)
立命館大学一部文学部哲学専攻卒(昭38、3)
[第二の人生](家族を扶養) 門真市企画室長・自治推進部長・市民部長・市史編纂室長等歴任
[第三の人生](徒歩・漂泊) 定年後、西国33観音、奥の細道(月山は未了)、東海道、中山道、各1回及び2回目の途中、四国遍路13回。26聖人・長崎への道、3回。伊勢街道、伊勢別街道、初瀬街道、各1回。伊勢本街道、3回。熊野古道、2回。いずれも徒歩。
ヒラ職員時代から何故か「吊し上げられ要員」。国保の保険施設活動の保健婦の廃止では府下の保健婦集団から呼び出され、大店法では民商の事務所2階に呼び出され、等々、定年退職は俺にとっては「奴隷解放」だった。15歳の中卒後からの働き続けにうんざりだったね。働かなくてもお金が貰えるなんて天国だよ。但し、「放浪」が俺の道楽で、その費用は株売買で捻出したよ。
[趣 味] 力を抜いて水に浮び、ゆっくり長く約2kmを泳ぐ。
[特 技] 肥汲み技術(バキューム車のホース操作作業)。市役所での最初の4年間はババ屋。組の怖いお兄さん相手の仕事でした。市役所が業務委託する以前から自由営業していた某組に市条例のアミをかぶせる仕事を新米職員にやらせるひどい職場でした。
戦略は ➀直営くみ取り現業部門の立ち上げ ②委託料の値上げ(市民負担の増大)。しかし共産党の猛反対もあって、初の深夜議会になってしまった。経営難業界紙での組合活動の経験が役立ちましたね。
深夜議会で、庁舎暖房用のボイラ(炉筒煙管式)の運転は、1級ボイラ技士の私が運転していましたね。
平職員なので現業部門の立ち上げには苦労した。先頭に立ち肥汲をしたのが懐かしい。
[著書・編書等]
『亜墨理駕船渡来日記 荒井本』 (私家版) 在庫なし
著者 小人目付 (幕府下級役人)
『絵本榎並八箇洪水記』 (私家版) 頒価 3,500円、 残部3冊
大阪府立中之島図書館所蔵 著者 小橋屋宇兵衛
『これがほんまの四国遍路』 講談社現代新書(\735円) 絶 版
『大坂町奉行與力史料図録』(私家版) 在庫なし。
『江戸川乱歩と守口門真』(ぎようせい発行『ふるさと文学館・第32巻・大阪1』収載)、『常高院と京極の女達』(共著、後瀬書房発行)、『三宝寺と常高寺』(名古屋キリシタン文化研究会会報23)、『大坂町奉行与力西田家文書等について』(大塩研究29)、『常高院宛の手紙』(郵政考古紀要5)、『常高院の知行のゆくえ』(前掲誌6)、『幣原喜重郎と平和外交』(大阪春秋68)、『大坂町奉行与力』(歴史読本、昭和63年6月号)、『龍馬を尾ける幕府スパイ網』(歴史読本、1989年8月号)、『栗杖亭鬼卵と北河内』(まんだ27)、『賀川流産科と門真四番村』(まんだ35)、『薩摩外交と坂本龍馬』(まんだ59号)、その他。
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・・・XIII、ボケ老人のタワ言・・・